カテゴリ:国外と国内問題の関連( 18 )

改正農地法成立

Naotaka Uzawa 『食料供給-日本の国益の性質』より

改正農地法が成立 企業参入へ規制緩和(2009/6/17、産経)
農地法改正案を可決 違反転用防止検討へ/参院農水委(2009/6/17、日本農業新聞)

 農地以外への転用を行った者への罰則は厳しくするべきだと思う。また、元々農地だった土地が他の用途へ転用されている場合に対しても調査を行うべきだと思う。無理をして農業を維持しようとしてもいつかは売りたたかれるという意見があり、それは長期的には実現してしまうわけですが、現在の自給率の低さは異常であり、この異常さもやはり人為的な物事の優先順位付けから発生したものだと思います。
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by Naotaka_Uzawa | 2009-06-17 12:29 | 国外と国内問題の関連
海上運送法と船員法改正案が成立 トン数標準税制創設

 日本籍の船舶は06年に95隻、日本と海外を結ぶ外航航路の日本人船員は約2600人。1972年(1580隻、約5万7000人)より大きく減少した。国交省は航路の維持や船員の確保には制度面での支援が必要と判断した。
(2008/05/30、日経)



ほぼ誰もいなくなる直前の改正だと考えられます。

それと平行して、日本の造船能力も近々失われていくということを聞いたことがあります。もし、なんとか維持していくとしたら、軍事面での造船能力を維持していくことになるのではないかと思います。

そういえば、マハンの著作では、この自国の船員の数というのはシーパワーを考える上で重要な要素でした。
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by Naotaka_Uzawa | 2008-05-31 00:15 | 国外と国内問題の関連

ロシアとチベット問題

2005年2月8日 

日本から見ると米中双方が地盤沈下しながら、しかも中国の日本への攻撃を防がないと独立できない。アメリカだけが没落すれば、日本にとっては最終的にはだが駐留米軍が駐留中国軍に変わるだけのような。そして、これは駐留米軍より悲惨だろう。


 そのためには思い切った、持続的な軍拡が必要だが、あまりにも無節操にやると、米中に挟まれ第2次世界大戦の二の舞になる。(これだと必ず負ける。。というか第2次世界大戦のような形で戦争を実行する力は今のところ日本にはないだろう)


 中立なんて立場もないだろう。その時点その時点においては、必ずどちらかに明確に付いていなければならないだろう。そして変わり身は素早く。


 米中が軍事衝突になったとしたら、日本は必ず参戦。しかし、国内世論は弱いままかもしれない。でも、引くことは出来ないから国民は映画『スターリングラード』において逃走を禁じられたロシア兵のようになる。


 台湾ではなく、ウイグル・チベットから動かすことは出来るだろうか?


 その場合、インド・ロシアが介入。でもこれはインドやロシアにとってはうまい話ではないだろう。この本に書かれている、ロシアの目標とは異なってしまうからだ。この本におけるロシアの目標はアメリカを没落させて、多極世界にすること、ロシアがその一極になることなのだそうだ。そのためには米中を争わせて相対的なロシアの地位を向上させることと本に書かれている。


 そういう国からすると、中央アジアからではなく台湾から事が起こった方が都合がよさそうだ。本にあるようにロシアが直接戦争することは、ロシアからすると馬鹿らしいことだから。それが、ロシアから見た上海協力機構の意義ではないだろうか。(中国をめぐる諸問題の噴出を内陸ではなく台湾から生じさせるという意味で)


 上海協力機構を機能不全にさせることと、台湾から米中の衝突が始まること。。。この2つは天秤のようなものだと思う。日本は天秤の台湾側でバランスが崩れて重りがのしかかってくるのを避けなければならない。


 日本としては自国が攻撃されないように全力を尽くすべきだろう。これはちょっと野心的だが、その先の世界において日本が多極の一部分を占めて欲しいと思う。それには、人口問題を解決に持っていかなくてはならないし、子供の教育も厳しくしなければならないだろう。少なくとも、子供をリベラルの実験に使うことだけは避けないといけないと思う。薬の開発のように、適用に際しては慎重にならなくてはいけないと思う。(随分はずれた。。。)




これを書いた時、ロシアは中国にたくさんの武器を売っていた。しかし、今では中国向け武器輸出は激減しているそうだ。とすると、「ロシアにとっては馬鹿らしいこと」というのは当てはまらなくなっていると言えそうだ。

また、中国内陸部での騒乱は海側の安全を高めるという風に書いたけれども、どう考えるべきだろう。チベットの混乱は、中国の台湾への関与を弱めるのか、それとも強めるのか。

チベットの混乱が一時的なものならば、結果的には台湾への関与を強めるような方向に進むのかもしれない。
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by Naotaka_Uzawa | 2008-03-23 01:19 | 国外と国内問題の関連
安全保障と防衛力に関する懇談会
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by Naotaka_Uzawa | 2004-10-17 21:51 | 国外と国内問題の関連

「不足」が辿る道

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040807-00000013-san-int
露外務省機構改革 日本担当、中朝と同局に 北東アジア政策と関連づけ

以前、人は生きるにあたって重大な問題に直面することを書きました。その重大な問題とは「支配―被支配」の問題です。その関係をなだらかにすることは可能かもしれませんが、全員を「支配」の側につかせることも、「被支配」の側につかせることも難しいのだと思います。

どのような要因が、この関係に強い影響を与えるのか?たくさんあると思いますが、その一つの要因として「不足」があると思われます。エネルギー、人口、食料。。。数えようとすればきりがありません。しかし、「生存」という観点から言えば、少しは絞り込めます。

「不足」から連想できるのは「依存」です。私たちは「相互依存」という言葉を肯定的に捉えることが多いですが、実はこれ、「支配―被支配」という関係を作り出す大きな原因なのではないかと思います。

「不足」している側が、必ずしも支配される側とは限りません。圧倒的な軍事力があれば優位な立場に立って関係を築ける場合もあります。しかし、この場合相手との摩擦が大きくなる可能性があります。ツキジデスの『歴史』に登場するアテナイもこの例に入ると思います。アテナイの場合は資金、食料が大きな原因だと思います。

アメリカの場合は、どうなのだろうか?資金だろうか?食料はアテナイに比べて豊富です。ここが物理的な観点から「孤立主義」が時々台頭してくる根拠なのではないかとも思われます。精神的な考え方からの捉え方は、8/2 - 『アメリカ外交とは何か』が参考になります。
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by Naotaka_Uzawa | 2004-08-09 02:05 | 国外と国内問題の関連

日米関係

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040721-00000009-san-int
消えぬ「中枢同時テロ関与」説 米国、イラン敵視が急速に拡大

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040805-00000009-san-int
イラン核問題 英仏独の説得限界か 「安保理付託」も選択肢に

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040805-00000069-kyodo-int
日本に協力再考を打診 米、イラン核問題で包囲網

日本は英仏独のような行動をとっているだろうか?アメリカがイランに対する強硬な姿勢を貫いた場合、日本はイラク派遣を大きく上回る行動をとるか、それとも記事にあるような「リビアからの石油供給」という選択肢をとるのだろうか?

この出来事は、日本における様々な日米関係に対する考え方に、大きな影響を与えるように思えます。


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by Naotaka_Uzawa | 2004-08-05 22:39 | 国外と国内問題の関連

食糧の輸入と軍事力

 前回の記事は、自由貿易協定でしたが、そのなかで「農業改革」と「外国人労働力の受け入れ」がポイントとなるというニュースのコメントをメモしました。。

 食料を輸入するということは、自国民の栄養を他国に頼るということですから、下手をするととんでもないことになります。ここで、ふと思うのは、もしその国が食料の供給を拒否しようとした場合、日本としてどのような対応が必要かということです。

 多分、「供給の拒否」が自国の軍事力を考える上で重要なポイントだと思います。このとき、憲法改正前に協定を結んでいくことになるのか、それとも改正後に結ぶのかということは大きな差があります。

 私は改正後に結んだほうがより安全だと思います。なぜなら協定を結んだ後の改正には、この「供給の拒否」が大きなインパクトを持つと思うからです。

 その点、「外国人労働力の受け入れ」は改正前に積極的に行うべきだと思います。それは入国後、栄養をしっかり取れなければ、母国から日本に来て働くメリットがなくなってしまうからです。

 順序としては、「外国人労働力の受け入れ」→「憲法改正」→「食糧の輸入」というのが一番理想の順序なのではないかと考えています。
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by Naotaka_Uzawa | 2004-07-28 22:23 | 国外と国内問題の関連
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040716-00000174-kyodo-int
日中に暫定取り決め提言 境界線画定求め米政府

この記事を見ていると、中国のやり方はすごくうまいですね。駆け引きというのはこういうものなのだろうか。。。

「誠実な仲介者」というものはあり得ない存在だと覚悟しないといけないような気がします。

  • 7/1 - 東シナ海のエネルギー資源

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    by Naotaka_Uzawa | 2004-07-16 22:52 | 国外と国内問題の関連

    労働力の受け入れ

    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040716-00000044-nna-int
    【フィリピン】日本政府、大学の日本語教育を支援

     自由貿易協定(FTA)、経済連携協定(EPA)を結べる状態にある国から人を受け入れていくことになると考えるべきだろうか?


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    by Naotaka_Uzawa | 2004-07-16 19:57 | 国外と国内問題の関連
    ニュース・評論

     私は、こういう切羽詰った選択は苦手です。今回は非常に悩んでいます。

     現在のところ、私は選挙区で民主へ、比例に自民にしようと思っています。選挙区で民主の理由は、公明党との連立に反対するためです。比例で自民の理由は、イラク派遣、憲法改正に賛成するためです。もし、よろしかったら以下の記事をお読みください。

    Naotaka Uzawa - Newsを考える

    中華人民共和国の動き - 6/23
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    by Naotaka_Uzawa | 2004-07-11 00:11 | 国外と国内問題の関連

    For Future Reference代表。編集者、ストーリー分析など。執筆に挑戦する方とご一緒に活動しています。ブログでは仕事とは少し離れて大学時代から関心のあった国際情勢や哲学、関連書籍について発信しています。


    by Naotaka_Uzawa
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