東欧・カフカス・中央アジアの関連→日本への影響を考える

【グルジア紛争】南オセチア独立承認 露が支持取り付けへ 上海協力機構首脳会議 (2008/08/28、産経)
社説:「新たな冷戦」 米露首脳会談で打開を図れ(2008/08/28、毎日)
グルジア問題「ロシアの役割支持」 上海協力機構が首脳会議(2008/08/28、日経)



●「ヨーロッパ協調は最終的には東方問題によって粉々に打ち崩されることとなった。」
(『外交(上)』、キッシンジャー、第4章ヨーロッパ協調114p)⇔グルジア紛争勃発後の露ルーブル安は限定的、米ロ対立は鎮静化の見方(2008/08/22、ロイター)



●畔蒜泰助氏によれば、「海洋国家対大陸国家」というテーマを緩和するために日本は一定の役割を果たすことが出来るそうだ。(『「今のロシア」が分かる本』、223p)

日露投資フォーラム日露貿易投資促進機構

→地政学の本を読んでいると、数々の主観が紛れ込んでいるにもかかわらず、基本的な立場は地理が人間に与える影響は計り知れないというもの。「政策の決定は政治・経済の状況が大きな要素だが、そもそもそれは地理によって決定されている」(『平和の地政学』76p)



 ところで北極海が航海可能になりつつあるという状況はロシアのポジションにどのような変化をもたらすのだろうか。これも「海洋対大陸」というテーマを緩和する要素だろうか。北極海の状況は、ロシアとアメリカの関係が「基本的には敵対的だがある程度協力」から「基本的には協力し合える国だが部分的に敵対している」という風に見方を変えることができる可能性を秘めているようだ。



 ただ、シベリアを失ってしまうという恐怖は強くなりそうな気がする。



●ヨーロッパ各国と中国との関係は、EUとしてまとまって交渉できるほうが立場が強く、ばらばらに交渉した場合、経済的利益のために中国をより重視しなければならなくなる。そうなると日本と中国との問題はすべて中国に有利に働く。
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by Naotaka_Uzawa | 2008-09-01 09:15 | 国際情勢

For Future Reference代表。編集者、ストーリー分析など。執筆に挑戦する方とご一緒に活動しています。ブログでは仕事とは少し離れて大学時代から関心のあった国際情勢や哲学、関連書籍について発信しています。


by Naotaka_Uzawa
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