ロシアとチベット問題

2005年2月8日 

日本から見ると米中双方が地盤沈下しながら、しかも中国の日本への攻撃を防がないと独立できない。アメリカだけが没落すれば、日本にとっては最終的にはだが駐留米軍が駐留中国軍に変わるだけのような。そして、これは駐留米軍より悲惨だろう。


 そのためには思い切った、持続的な軍拡が必要だが、あまりにも無節操にやると、米中に挟まれ第2次世界大戦の二の舞になる。(これだと必ず負ける。。というか第2次世界大戦のような形で戦争を実行する力は今のところ日本にはないだろう)


 中立なんて立場もないだろう。その時点その時点においては、必ずどちらかに明確に付いていなければならないだろう。そして変わり身は素早く。


 米中が軍事衝突になったとしたら、日本は必ず参戦。しかし、国内世論は弱いままかもしれない。でも、引くことは出来ないから国民は映画『スターリングラード』において逃走を禁じられたロシア兵のようになる。


 台湾ではなく、ウイグル・チベットから動かすことは出来るだろうか?


 その場合、インド・ロシアが介入。でもこれはインドやロシアにとってはうまい話ではないだろう。この本に書かれている、ロシアの目標とは異なってしまうからだ。この本におけるロシアの目標はアメリカを没落させて、多極世界にすること、ロシアがその一極になることなのだそうだ。そのためには米中を争わせて相対的なロシアの地位を向上させることと本に書かれている。


 そういう国からすると、中央アジアからではなく台湾から事が起こった方が都合がよさそうだ。本にあるようにロシアが直接戦争することは、ロシアからすると馬鹿らしいことだから。それが、ロシアから見た上海協力機構の意義ではないだろうか。(中国をめぐる諸問題の噴出を内陸ではなく台湾から生じさせるという意味で)


 上海協力機構を機能不全にさせることと、台湾から米中の衝突が始まること。。。この2つは天秤のようなものだと思う。日本は天秤の台湾側でバランスが崩れて重りがのしかかってくるのを避けなければならない。


 日本としては自国が攻撃されないように全力を尽くすべきだろう。これはちょっと野心的だが、その先の世界において日本が多極の一部分を占めて欲しいと思う。それには、人口問題を解決に持っていかなくてはならないし、子供の教育も厳しくしなければならないだろう。少なくとも、子供をリベラルの実験に使うことだけは避けないといけないと思う。薬の開発のように、適用に際しては慎重にならなくてはいけないと思う。(随分はずれた。。。)




これを書いた時、ロシアは中国にたくさんの武器を売っていた。しかし、今では中国向け武器輸出は激減しているそうだ。とすると、「ロシアにとっては馬鹿らしいこと」というのは当てはまらなくなっていると言えそうだ。

また、中国内陸部での騒乱は海側の安全を高めるという風に書いたけれども、どう考えるべきだろう。チベットの混乱は、中国の台湾への関与を弱めるのか、それとも強めるのか。

チベットの混乱が一時的なものならば、結果的には台湾への関与を強めるような方向に進むのかもしれない。
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by Naotaka_Uzawa | 2008-03-23 01:19 | 国外と国内問題の関連

いやぁ、今日の「ののちゃん」は難しかった。
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by Naotaka_Uzawa | 2008-03-08 23:12 | 日記・読書・映画