カント『純粋理性批判』入門 (黒崎政男 著)
2010年 10月 13日
この本があってとても助かった!
「『純粋理性批判』は、「個々の認識が真である」ことを確定しようとしたのでは決してない。そうではなくて、我々の認識が「客観的妥当性を有していると主張しうるための根拠はなにか」ということを追求した書物なのである。客観的妥当性を主張している認識は当然のことながら、真であることも偽であることもありえるのである。(180p、)
カテゴリーは、意識的に使用する道具なのではなく・・・「世界」が我々に現れてきているということ自体、カテゴリーがすでに働いている結果なのである。(178p)」
感性とも悟性ともはっきりしない未分化の第1版における「構想力」。この「感性と悟性の共通の根」というものに非常に興味が湧いてきました。
『人間知性新論』(ライプニッツ 著)
その前に遡ったところを今読んでいます。返却期限までに終わらなそうです。延長を申し込むか・・・
「『純粋理性批判』は、「個々の認識が真である」ことを確定しようとしたのでは決してない。そうではなくて、我々の認識が「客観的妥当性を有していると主張しうるための根拠はなにか」ということを追求した書物なのである。客観的妥当性を主張している認識は当然のことながら、真であることも偽であることもありえるのである。(180p、)
カテゴリーは、意識的に使用する道具なのではなく・・・「世界」が我々に現れてきているということ自体、カテゴリーがすでに働いている結果なのである。(178p)」
感性とも悟性ともはっきりしない未分化の第1版における「構想力」。この「感性と悟性の共通の根」というものに非常に興味が湧いてきました。
『人間知性新論』(ライプニッツ 著)
その前に遡ったところを今読んでいます。返却期限までに終わらなそうです。延長を申し込むか・・・
by Naotaka_Uzawa
| 2010-10-13 23:59
| 哲学・科学